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「麻雀」を作ったのは誰?(歴史・名前の由来・語源)

中国や日本やアメリカ合衆国等、多くの国の人に親しまれている「麻雀」

ですが、麻雀の歴史や創始者・語源はどうなっているのでしょうか?

漢字や読み方からして歴史がありそうです。早速、疑問に思った事を

調べてみる事にしましたです。


@麻雀の歴史について(起源・創始者)

麻雀の起源は、中国の唐の時代(618年-690年・705年-907年)

に遡ります。この時代には「葉子(エーツ・イェージ)」という

サイコロカードを使った麻雀に似たゲームがすでにありました。その後、

明の時代(1368年-1644年)になると、カードゲーム「馬弔(マーチャオ)」

と「骨牌(クーパイ)」と呼ばれる牌で遊ぶゲームが誕生しました。

そして、「馬弔(マーチャオ)」「骨牌(クーパイ)」と呼ばれるゲームから

中国の上海南部の都市である寧波(ねいは)の「陳魚門(ちんぎょもん)」が

1860年代〜70年代に「麻雀」を完成させました。

(陳魚門は豪商で、秀才であったと言われています。)

A麻雀の名前の由来(語源)は?

麻雀の語源は中国の「馬弔(マーチャオ)」だと言われています。

「マーチャオ」から「マーチャン」と呼ばれ、やがて、「麻雀(まーじゃん)」

と呼ばれるようになりました。
(中国では、北京等の北部では麻将と記載し、
上海等の南部では、麻雀と記載します。)

漢字表記の由来については、カードゲームの「馬弔(マーチャオ)」

と区別する為、「馬」の代わりに「麻」という漢字が使用される

ようになり、「雀(じゃん)」については昔から上海(中国南部)の人たちは、

鳥を好み
、麻雀牌の索子(ソウズ)に鳥の絵を描いた事から

「雀(すずめ)」という漢字が記載されるようになりました。
(北京で刊行された中国古書には、「上海、蘇州あたりの人は、
なぜか鳥を好む」
という記述があります。)


B日本の麻雀の歴史について

日本で、初めて麻雀について言及したのは、日本の小説家、評論家として

有名な夏目漱石(1867年-1916年)の著書「満韓ところどころ」

だと言われています。(本の中では博打を打っていたとの記述があります。)

その後、日本には明治末期(1868年-1912年)にルールが伝えらました。

関東大震災(1923年9月1日)後には、小説家・ジャーナリストの

菊池寛(1888年-1948年)らが麻雀に熱中し雑誌等で

取り上げられた事で麻雀は広く知れ渡るようになりました。
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