「将棋」を作ったのは誰?(歴史・名前の由来・語源) |
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現在、日本では、1000万人を超える人が将棋を指すと言われており、
とっても人気の高いボードゲームとして知られていますが、「将棋」は
誰によって作られたのでしょうか?・また、いつから日本で指されるように
なったのでしょうか?このような疑問がわいてきましたので、早速、将棋の
歴史を調べてみる事にしましたです。
将棋の歴史(起源)
将棋の起源は古代インドのチャトランガ(シャトランガ)から生まれた
と言われています。インドのガンジス川上・中流地域では、300年頃
8×8の桝目のアシュタパダと呼ばれる遊戯盤を使ったゲームがありました。
それに「駒」を取り合う要素が加わってチャトランガと呼ばれる
ゲームが成立しました。その後、チャトランガはユーラシア大陸各地に
広がり、西洋にはチェス、中国にはシャンチー、朝鮮半島にはチャンギ
タイにはマークルック、そして日本では将棋というゲームに発達しました。
日本に、将棋が伝わった時期は諸説ありますが、早いもので、
6世紀ごろと考えられています。ちなみに、チャトランガというゲームが成立
したきっかけは、戦争好きの王に戦争をやめさせるため、戦いを模したゲームを
高僧が作って王に献上したのが始まりだと言われています。
このように将棋が作られたのは紀元前より後ですので、囲碁に比べる
と新しいボードゲームだと言う事ができます。
(囲碁の成立時期は4000年前とも言われています。)
将棋を作ったのは誰?
伝説としては、将棋は中国の南北朝時代に建てられた周(556-581年)
の武帝(560年-578年)が作ったと言われています。
将棋の名前の由来・語源は?
「しょうぎ」は中国語の「象棋・象戯(シャンチー)」を音読したもので
「将棋」の漢字表記は日本で当てられました。
現代の将棋(将棋の発展)
日本での将棋文化は独自の発展を遂げ、16世紀頃には、
相手側から取った駒を自分側の駒として盤上に打って再利用できるルール、
すなわち持ち駒のルールが始まりました。その後、江戸時代には
幕府の公認となり、将軍御前で指す「御城将棋」が行われるようになりました。
そして、1924年(大正13年)には日本将棋連盟が設立されました。
現代では、日本将棋連盟によって、棋士の育成や
棋士の雇用・棋戦の運営が行われています。 |
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