「オセロ(リバーシ)」の歴史・名前の由来・語源はどうなっている? |
|
オセロの世界人口は6億人(日本では2000万人)とも言われており、
とってもたくさんの人に遊ばれているゲームですが、オセロ(リバーシ)の歴史・
名前の由来・語源はどうなっているのでしょうか?
早速、調べてみる事にしました。
リバーシ(Reversi)の歴史
オセロは全世界的には「リバーシ(Reversi)」として知られています。
その歴史は新しく、1888年頃(19世紀)にイギリス人である
ウォーターマンまたは、モレットによって考案されたと言われています。
リバーシのルールはオセロと同じで、8×8の桝目の盤と表裏の円形の
駒を使用して遊びます。ただし、リバーシは「駒を置く」という表現を
使用するのに対して、オセロは「石を打つ」という表現を使用します。
このような表現になったのは、イギリスではチェス競技が、
日本では将棋や囲碁競技が盛んであったからだと考えられます。
オセロの歴史
リバーシは明治時代に日本にも輸入され、「源平碁」、「レヴァルシー」
「裏がへし」という名前で広まりました。
その後、1973年に日本の長谷川五郎が現在のオセロのパッケージを
発表(商品化)すると、オセロという名前は広がり、日本では
「リバーシ(Reversi)」の事をオセロと呼ぶようになりました。
リバーシ(Reversi)の語源
「引っくり返す」、「反対にする」、「裏返す」事を英語で「Reverse」
と言います。リバーシ(オセロ)は相手の駒(石)を挟んで引っくり返しながら
ゲームを進める事から「リバーシ(Reversi)」と呼ばれるようになりました。
オセロの語源
オセロの名前の由来は、シェイクスピアが執筆した作品「オセロ」
から来ています。ストーリーが黒人の将軍「オセロ」(=黒石)と
白人の妻「デスデモーナ」(=白石)の関係がめまぐるしく変わる
展開であった事から 長谷川五郎の父である長谷川四郎(英文学者)
が「オセロ」という名前を付けました。
※シェイクスピア(1564-1616年)とは・・・
英国の劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物です。
四大悲劇「ハムレット」、「マクベス」、「オセロ」、「リア王」をはじめ、
「ロミオとジュリエット」、「ヴェニスの商人」、「夏の夜の夢」、「ジュリアス・シーザー」
など多くの傑作を残しました。 |
|
mixiチェック
|
ゲームに関する豆知識一覧 |
|