「チェス」の歴史・名前の由来・語源はどうなっている? |
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チェスは世界人口3億人(日本人口100万人)と言われており、
全世界で150ヶ国以上の国でプレーされ、世界で最も愛されている
ボードゲームとなっていますが、これらの歴史・名前の由来・語源はどうなって
いるのでしょうか? 早速、調べてみる事にしましたです。
※囲碁は世界人口約5,000万人(日本人口500万人)、
将棋は世界人口約1,100万人(日本人口1,000万人)とも言われています。
※チェスはシャンチー・囲碁と並ぶ世界三大棋類の1つです。
チェスの歴史・名前の由来(語源)
チェスのの起源は将棋と同じで古代インドのチャトランガ(シャトランガ)
から生まれたと言われています。
インドのガンジス川上・中流地域では、300年頃 8×8の桝目の
アシュタパダと呼ばれる遊戯盤を使ったゲームがありました。
それに「駒」を取り合う要素が加わってチャトランガと呼ばれる
ゲームが成立しました。チャトランガとは昔、インドで使われていた
サンスクリット語で「4つの要素」を意味し、象(ビショップ)、馬(ナイト)
戦車(ルーク)、歩兵(ポーン)で構成されていました。
その後、チャトランガはペルシア(現在のイラン)に伝えられ、
シャトランジという呼ばれるようになりました。その後、8世紀には
日本、ロシアへ9世紀には西ヨーロッパへと伝えられました。
※ちなみにチェスの駒は、王(キング)×1、女王(クイーン)×1、
象(ビショップ)×2、騎兵(ナイト)×2、城(ルーク)×2、歩兵(ポーン)×8
で構成されています。
チェスの名前の由来(語源)
ペルシアでは「シャトランジ(チェス)」の名人・王の事を「シャー(shah)」
と呼びました。これが、英語の「チェス(chess)」、
「チェックメイト(checkmate)」の語源になったと考えられています。
チェスの競技の歴史(世界大会について)
15世紀になるとフランスで近代チェスの体裁が整えられ、次第に
ヨーロッパを中心に世界大会が実施されるようになりました。
1924年には国際チェス連盟発足し、それ以来、
チェスの世界一を決める世界チェス選手権およびチェス・オリンピアードが
開催されています。日本では、1967年、日本チェストーナメント協会が
設立され、翌1968年には国際チェス連盟の75番目の加盟国として認められ、
同年、日本チェス協会が発足しました。
チェスに関する豆知識
@チェスはオリンピック競技ではありません。
A日本にチェスのプロ組織はありません。
Bゴールデンウィークに開催される全日本チェス選手権の優勝者の
賞金額はわずかに5万円です。
C全日本チェス選手権で1-4位に入ると、世界大会である
チェス・オリンピアードに参加する事ができます。
Dチェスで生計を立てられるのは世界ランキング100位以内の人
と言われており、大変厳しくなっています。(トッププロは
1億以上稼ぐと言われています。) |
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